助動詞のneedと一般動詞のneedの違い

助動詞のneedと一般動詞のneedの違いについて解説します。

助動詞のneedは「~する必要がある」という意味を持ち、
使い方はcanなどの他の助動詞と同じです。

助動詞のneedは肯定文で用いられることはありませんが、
一般動詞のneedとの違いをみるために以下の文をみてみましょう。

×He need pay money.「彼は、お金を払う必要がある。」

※この文はあくまで例で、助動詞のneedは肯定文では用いません。

この文のneedは助動詞なので、
主語が三人称単数でもsは付けません。

助動詞のcanの場合にHe cansとしないのと同じで
He needsとはなりません。

さらに、助動詞の後ろは動詞の原形なので、
主語が三人称単数のHeでも動詞のpayにsは付けません。

これに対し、一般動詞のneedは「~を必要とする」という意味です。

よって、先ほどの文で助動詞needを
一般動詞のneedにそのまま置き換えると、
以下のようにおかしな意味になってしまいます。

×He needs pay money.「彼は、お金を払うを必要とする。」

また、以下のように1つの主語に対し
一般動詞を2つ並べることはできません。

×I like play tennis.「私は、テニスをするを好きです。」

意味もおかしいですよね。

このような場合には、
playの前にtoを置いた不定詞(to + 動詞の原形)の
名詞的用法「~すること」を用いて以下のようになります。

I like to play tennis.
「私は、テニスをすることが好きです。」

playだけだと「~する」という意味なのに対し、
to playの部分は「~すること」という意味になります。

不定詞については以下のページで詳しく解説しています。

不定詞を極める!

よって、一般動詞のneedを用いた文は以下のようになるのです。

He needs to pay money.
「彼は、お金を払うことを必要とする。」

そして、これは「彼は、お金を払う必要がある。」
と同じ意味になります。

よって、以下の助動詞needを用いた文と一般動詞needを用いた文は、
共に「彼は、お金を払う必要がある。」という同じ意味になります。

He need pay money. [助動詞needの場合]

He needs to pay money. [一般動詞のneedの場合]

ただし、助動詞のneedは否定文と疑問文のみで用いられ、
肯定文で用いられることはありません。

それぞれの文の否定文と疑問文は以下のようになります。

・助動詞の場合

He needn't pay moeny.
「彼は、お金を払う必要はありません。」

Need he pay money?
「彼は、お金を払う必要がありますか。」

・一般動詞の場合

He doen't need to pay moeny.
「彼は、お金を払う必要はありません。」

Does he need to pay money?
「彼は、お金を払う必要がありますか。」

助動詞のneedと一般動詞のneedの違いの復習問題

問題.以下の問題に答えなさい。

(1)He goes there alone.を
  助動詞のneedを用いた否定文に書き換えなさい。

(2)He goes there alone.を
  一般動詞のneedを用いた肯定文に書き換えなさい。

答えは

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

【解答】

(1)He needn't go there alone.
  「彼は、一人でそこに行く必要はありません。」

(2)He needs to go there alone.
  「彼は、一人でそこに行く必要がある。」

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