知覚動詞[使役動詞] + 目的語 + 現在分詞

知覚[使役]動詞 + 目的語 + 現在分詞
(目的格補語)について解説します。

まず、目的格補語について復習しましょう。

目的格補語とは目的語を説明する言葉です。

I think him smart.
「私は、彼が頭がいいと思います。」

という文で、smart「頭がいい」は
目的語であるhim「彼」を説明しています。

この文ではhim=smartと考えることができ、
smartは目的語himを説明している補語なので
目的格補語と呼ばれます。

以下のように、目的格補語として
現在分詞や過去分詞を用いることができます。

I saw him playing tennis.
「私は、彼がテニスをしているのを見た。」

この文の現在分詞playing「している」は
私が彼を見た時に彼がテニスを「していた」ことを表しており、
him=playing(彼=していた)という関係が成り立ち、
現在分詞playingは目的語himを説明している目的格補語となります。

I saw him surrounded by dogs.
「彼は、彼が犬に囲まれているのを見た。」

この文の過去分詞surrounded「囲まれた」は
私が彼を見た時に彼が犬に「囲まれていた」ことを表しており、
him=surrounded(彼=囲まれていた)という関係が成り立ち、
過去分詞surroundedは目的語himを説明している目的格補語となります。

目的格補語に分詞を取ることができる動詞は少なく、
ここでは現在分詞を目的格補語に取る動詞について
例文を用いながら解説していきます。

1.知覚動詞see[hear]
「Oが~しているのを見る[聞く]」

I heard her singing the song.
「私は、彼女がその歌を歌っているのを聞いた。」

この文の現在分詞singing「歌っている」は、
私が彼女を見た時に彼女が歌を「歌っていた」ことを表しており、
her=singing(彼=歌っていた)という関係が成り立ち、
この場合現在分詞は「~している」という意味になります。

2.使役動詞have
「Oを(ある状態に)して[させて]おく」

I had my son watching TV.
「私は、息子にテレビを観させておいた。」

現在分詞watchingは本来「観ている」という意味なので、
この文の直訳は「私は、息子をテレビを観ている状態にしておいた。」ですが、
「私は、息子にテレビを観させておいた。」のほうが自然な訳です。

この文でもmy son=watching(息子=観ていた)
という関係が成り立っています。

3.keep[leave]
「Oを(ある状態に)しておく」

He kept me waiting.
「彼は、私を待たせた。」

現在分詞wiatingは本来「待っている」という意味なので
この文を直訳は「彼は、私を待っている状態に保った。」ですが、
日本語として不自然なため「彼は、私を待たせた。」とします。

この文でもme=waiting(私=待っていた)
という関係が成り立っています。

現在分詞を用いる場合、目的語と現在分詞の関係は
「目的語=~している[た]」と能動の関係になっており、
現在分詞の意味は「~している」となります。

使役動詞のhaveやkeep[leave]の後ろに現在分詞がくる場合は、
現在分詞を「している」と訳さないので注意しましょう。

知覚動詞[使役動詞] + 目的語 + 現在分詞の復習問題

問題.以下の()内の動詞の形を変えなさい。

(1)I had her (clean) the room.

(2)I kept her (sleep).

※目的語のher「彼女」と()内の動詞の関係を考えます。

答えは

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

【解答】

(1)I had her cleaning the room.
  「私は、彼女に部屋を掃除させておいた。」

(2)I kept her sleeping.
  「私は、彼女を眠らせておいた。」

共に現在分詞を「している」と訳しませんが、
「彼女=掃除している」「彼女=眠っている」
という関係が成り立つので現在分詞を用います。

知覚[使役]動詞 + 目的語 + 過去分詞へ | 英文法解説[分詞]へ戻る

sponsored link


通勤英語.comの会員になると、今なら
90分で身につける!英会話マスター脳を無料プレゼント!

このページの先頭へ