郡動詞の受動態について解説

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郡動詞の受動態

郡動詞の受動態について解説します。

まず、郡動詞とは何か簡単に説明します。

likeなど多くの動詞は、1語である動作を表します。

これに対し、laugh at「〜を笑う」やspeak to「〜に話しかける」などのように、前置詞や副詞を伴って1つの動作を表すものが郡動詞です。

実際に、以下の郡動詞を用いた能動態の文を受動態に書き換えてみましょう。

They laughed at me. 「彼らは、私のことを笑いました。」

この文で、笑われたのは私なので受動態の文ではI「私」を主語にし、動詞の部分を「be動詞 + 過去分詞」に変え、受動態の文は以下のようになります。

I was laughed at by them. 「私は、彼らに笑われました。」

ここで、郡動詞の受動態を作る時には1つ注意が必要です。

能動態の文では、郡動詞laugh atのatの後ろに目的語のmeが置かれていますが、受動態の文ではmeは主語Iに変わり、atの後ろからなくなります。

ところが、郡動詞laugh atはlaugh atで1つの動作を表しているため、atの後ろの目的語がなくなってもatを消さずに残します。

慣れないと、受動態の文を作る時にatを消してしまうので注意しましょう。

もう1つ、郡動詞speak to「〜に話しかける」を用いた能動態の文を受動態の文に書き換えてみましょう。

A stranger spoke to me on the street yesterday.
「知らない人が、昨日道で私に話しかけてきた。」

この文の受動態は、以下のようになります。

I was spoken to by a stranger on the street yesterday.
「私は、昨日道で知らない人に話しかけられました。」

speak to「〜に話しかける」は郡動詞なので、受動態の文でtoの後ろの目的語meがなくなってもtoを消消さないので注意しましょう。

郡動詞の受動態の否定文と疑問文の作り方は通常の受動態の時と同じです。

否定文は、be動詞の後ろにnotを付けます。

よって、先ほどの2つの肯定文を否定文に書き換えると、以下のようになります。

I wasn't laughed at by them. 「私は、彼らに笑われませんでした。」

I wasn’t spoken to by a stranger on the street yesterday.
「私は、昨日道で知らない人に話しかけられませんでした。」

疑問文は、be動詞を主語の前に出し、文末にクエッションマーク?を付けます。

よって、先ほどの2つの肯定文を疑問文に書き換えると、以下のようになります。

普通、自分に質問はしないので主語はyouに変えます。

Were you laughed at by them? 「あなたは、彼らに笑われましたか。」

Were you spoken to by a stranger on the street yesterday.
「あなたは、昨日道で知らない人に話しかけられましたか。」

郡動詞の受動態を作るには、郡動詞をしっかり覚えておく必要があります。

以下はよく用いられる郡動詞なので、覚えておきましょう。

take care of 「〜の世話をする」

look after「〜の世話をする」

speak to 「〜に話しかける」

bring up 「〜を育てる」

put off 「〜を延期する」

send for 「〜を呼びにやる」

look up to 「〜を尊敬する」

look down on 「〜見下す」

speak ill of 「〜を悪く言う」

speak well of 「〜をよく言う」

make fun of 「〜をからかう」

make use of 「〜を利用する」

それでは、簡単な問題にチャレンジしてみましょう!

問題.以下の郡動詞を用いた文を受動態に書き換えなさい。

(1)She takes care of him.

(2)Everyone looks up to him. ※everyoneは三人称単数です。

(3)They made fun of me.

答えは

<解答>

(1)He is taken care of by her. 「彼は、彼女によって世話をされています。」

(2)He is looked up to by everyone. 「彼は、みんなに尊敬されています。」

(3)I was mede fun of by them. 「私は、彼らにからかわれました。」

(1)のtake care of、(2)のlook up to、(3)のmake fun ofは郡動詞なので、受動態に書き換える時にcare of、up to、fun ofの部分を消してはいけません。

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