関係代名詞thatの特別用法[疑問詞のwhoやwhichがある時]

関係代名詞thatの特別用法について解説します。

通常、関係代名詞who, whom, which
の代わりにthatを用いることができますが、
関係代名詞thatしか用いることができない場合があります。

これは関係代名詞thatの特別用法と呼ばれ、
ここでは「前に疑問詞のwhoやwhichなどがある時」
について解説します。

以下の例文をみてみましょう。

Who is the girl that is standing over there?
「向こうに立っている少女は、誰ですか。」

この文は、以下の2つの文を関係代名詞thatで繋いだ文です。

Who is the girl?
「その少女は、誰ですか。」

She is standing over there.
「彼女は、向こうに立っています。」

先行詞が人(a girl)で主語なので、
通常2つ目の文のSheは2つの文を繋ぐ時に
人で主格の時に用いる関係代名詞whoに置き換えます。

ところがwhoを用いて2つの文を繋ぐと以下のように、
文の先頭にある疑問詞のwho「誰」とgirlの後ろにある
関係代名詞whoの区別がしにくくなります。

Who is the girl who is standing over there?
「向こうに立っている少女は誰ですか。」

疑問詞のwhoは他の語に置き換えることができないので、
関係代名詞のwhoをthatに置き換えることにより区別しやすくします。

次に以下の文をみてみましょう。

Which is the car (that) you want to buy?
「あなたが買いたい車はどちらですか。」

この文でも文の先頭に疑問詞のWhichが用いられているので、
先行詞が人以外で目的格の時に用いるwhichではなく
thatを用いなければなりません。

thatに括弧がついているのは、
目的格の関係代名詞は省略可能なので
このthatは省略できるという意味です。

この場合who, whom, whichを用いる
ことができないので注意しましょう。

2つの英文を関係代名詞を用いて繋ぐ手順は以下の通りですが、
手順の2で該当する名詞をthatに置き換えます。

1.2つの文で同じ人または物を見つける。

1つの文に2つ同じ人や物がある場合はあいまいなほうを選びます。

2.片方を関係代名詞に置き換える。

手順1で選んだ2つの名詞のうち、
修飾される名詞ではないほうの名詞を関係代名詞に置き換えます。

手順1で選んだ名詞の中で関係代名詞に置き換えなかった
ほうの名詞は先行詞(修飾される名詞)と呼ばれます。

3.先行詞の後ろに関係代名詞がくるように残りの文を置く。

関係代名詞thatの特別用法の復習問題

問題.以下の2つの文を繋ぎ、日本語に訳しなさい。

(1)Who is the girl?
  You saw her at the station.

(2)Which is the computer?
  Many people use it.

答えは

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

 ↓ 

【解答】

(1)Who is the girl (that) you saw at the station?
  「あなたが駅で会った少女は、誰ですか。」

(2)Which is the computer (that) many people use?
  「たくさんの人が使っているコンピューターは、どれですか。」

※(1)(2)共に、関係代名詞thatは目的格なので省略できます。

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