be made ofとbe made from

動作主を表す時にby以外を用いる受動態の中で、
意味が似ているbe made of「~でできている」と
be made from「~から作られている」の使い分け
について解説します。

まず、byを用いる受動態を復習します。


byを用いる受動態

受動態の形は「be動詞 + 過去分詞」、
意味は「~される」です。

以下のように、受動態の文では
動作を受ける人や物が主語になります。

The box was opened by Ken.
「その箱は、ケンによって開けられました。」

そして、通常動作主はby「~によって」
の後ろに置いて表します。

この場合、動作を受けているのはThe box「その箱」で、
動作を行っているのはKen「ケン」です。


by以外を用いる受動態

しかし、以下のようにknow「知っている」や
cover「覆っている」などの受動態の文では
by以外を用いて動作主を表します。

She is known to everyone.
「彼女は、みんなに知られています。」

The ground was covered with snow.
「地面は、雪によって覆われていた。」

そして、このようなby以外を用いる受動態の中で
使い方に注意しなければならないものがあります。


be made ofとbe made fromの違い

それは、be made of「~でできている」と
be made from「~から作られている」です。

実際に、以下の受動態の文をみてみましょう。

The desk is made of wood.
「その机は、木でできている。」

Wine is made from grapes.
「ワインは、ぶどうから作られている。」

※この場合、of, fromの後ろのwoodとgrapesは
 動作主を表しているという訳ではありません。

そして、be made ofとbe made fromは
同じような意味なので、一見以下のように
書くこともできそうですが間違いです。

× The desk is made from wood.
「その机は、木から作られている。」

× Wine is made of grapes.
「ワインは、ぶどうでできている。」

何でできているか見た目で
分かるもの(材料)の場合にはof、
形が変わり何から作られているか
見た目で分からないもの(原料)
の場合にはfromを用います。

そして、上の文だと机は
木でできていると見た目で分かり、
下の文はワインはぶどうから作られている
と見た目では分かりません。

※ワインがぶどうから作られているということは、
知識では分かっていますが見た目では分かりません。

よって、正しくは以下のようになります。

The desk is made of wood.
「その机は、木でできている。」

Wine is made from grapes.
「ワインは、ぶどうから作られている。」

また、be made inだと
「~で作られる(~製です)」
という意味になります。

This computer is made in Japan.
「このコンピューターは、日本製です。」

洋服などにmade in Japanと書かれているのは、
この受動態の一部が用いられているためです。

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be made ofとbe made fromの練習問題

問題.以下の()内の語から適切なものを選びなさい。

(1)The house is made (of, from, in) wood.

(2)Butter is made (of, from, in) milk.

(3)That bag is made (of, from, in) Italy.

答えはこのページの下にあります。

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be made ofとbe made fromの問題の解答

(1)The house is made of wood.
  「その家は、木でできています。」

(2)Butter is made from milk.
  「バターは、牛乳から作られています。」

(3)That bag is made in Italy.
  「あの鞄は、イタリア製です。」

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