目的語になる不定詞・動名詞・名詞節

第3文型の目的語になる不定詞、動名詞、
名詞節について例文を用いて解説します。

第3文型は、以下のように
主語、動詞、目的語からなる文
(記号を用いるとSVO)です。

He likes dogs.
「彼は、犬が好きです(犬を好む)。」

この文で、Heは主語、likesは動詞、
dogsは目的語です。

主語は動作をする人や物を、
動詞は主語が行う動作を表します。

そして、目的語は動詞の後ろに置かれ、
動作(動詞)の目的を表します。

日本語で「何(誰)を」や「誰に」
にあたるものです。

上の例文でも、目的語のdogsは
動詞のlike「好む」に対して「何を」
好むのかと動詞の目的を表しています。


目的語は名詞だけ

そして、以下の第3文型の例文の目的語
(a car、apples、a house)をみて分かるように、
目的語になる品詞は名詞だけです。

I have a car.「私は、車を持っています。」

I ate apples.「私は、りんごを食べました。」

I bought a house.「私は、家を買いました。」

他の品詞(動詞、形容詞、副詞など)は
目的語として用いることができないので
注意しましょう。

目的語になれるものは基本的に名詞ですが、
動詞が名詞の役割をする不定詞(名詞的用法)や
動名詞も目的語になることができます。


目的語になる不定詞

以下の例文をみてみましょう。

He likes to cook.
「彼は、料理をすることが好きです。」

この文で、Heは主語、likesは動詞です。

そして、不定詞のto cook「料理すること」は
「何を」好むのかと動詞likeの目的を表しており、
likeの目的語と言えます。

このように、動詞が名詞になる
不定詞の名詞的用法も動詞の目的語
になることができます。

不定詞の名詞的用法については、
以下のページで復習できます。

不定詞の名詞的用法

不定詞の名詞的用法には
to+動詞の原形(~すること)」という形の他に、
疑問詞+不定詞という形もあります。

疑問詞+不定詞については、
以下のページで復習できます。

疑問詞+不定詞

以下の例文もみてみましょう。

He knows what to do.
「彼は、何をすべきかを知っています。」

この文で、Heは主語、knowsは動詞です。

そして、疑問詞+不定詞の
what to do「何をすべきか」は
「何を」知っているのかと動詞の
knowの目的語と言えます。

このように、不定詞
to+動詞の原形の名詞的用法や
疑問詞+不定詞も動詞の目的語
になることができます。


目的語になる動名詞

次に、以下の例文をみてみましょう。

He enjoyed cooking.
「彼は、料理をすることを楽しんだ。」

この文で、Heは主語、enjoyedは動詞です。

そして、動名詞のcooking「料理すること」は
「何を」好むのかと動詞enjoyedの目的を表しており、
enjoyedの目的語と言えます。

このように、動名詞も動詞の
目的語になることができます。

動名詞については、
以下のページで詳しく復習できます。

動名詞の形と意味


目的語になる名詞節

もう1つ、名詞節(文)も
目的語になることができます。

節とは、主語と動詞の組からなる
1つの文章です。

以下の例文をみてみましょう。

I know that he is rich.
「私は彼がお金持ちだということを知っている。」

この文には、まずI know
「私は、知っている」という部分に1つ
主語(I)と動詞(know)からなる節があります。

そして、thatの後ろにhe is rich
「彼はお金持ちである」という部分にもう1つ
主語(he)と動詞(is)からなる節があります。

このように、節という言葉は1つの文中に
2つ以上の主語と動詞の組がある時に用います。

よって、以下の文も主語(I)と
動詞(live)の組からなる1つの文章ですが、
主語と動詞の組が1つしかないのでこのような場合
節という言葉は用いません。

I live in Japan.「私は、日本に住んでいる。」

そして、最初の例文I know that he is rich.の
that he is rich 「彼はお金持ちである」という
節について詳しくみてみましょう。

この節(that以下)はknow「知っている」という
動詞に対し「何を」知っているのかを表しており、
knowの目的語になっていると考えられます。

目的語になることができるのは名詞だけなので、
目的語になれる節は名詞節ということになります。

よって、that he is richという節は名詞節で、
このように文章が動詞の目的語になることもあります。

この文中のthatは接続詞で、
「~ということ」という意味を持っています。

そして、接続詞thatが作る節はthat節と呼ばれます。

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第3文型の目的語の練習問題

問題.以下の文を日本語に訳し、
   主語、動詞、目的語を示しなさい。

(1)I like to play soccer.

(2)I know what to buy.

(3)They enjoyed singing songs.

(4)He thinks that I am married.
  ※be married「結婚している」

(5)They believed that she was a singer.

答えはこのページの下にあります。

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第3文型の目的語の問題の解答

(1)主語:I、動詞:like、目的語:to play soccer
   意味:「私は、サッカーをすることが好きです。」

(2)主語:I、動詞:know、目的語:what to buy
   意味:「私は、何を買うべきか(を)知っています。」

(3)主語:They、動詞:enjoyed、目的語:singing songs
   意味:「彼らは、歌を歌うことを楽しみました。」

(1)主語:He、動詞:thinks、目的語:that I am married
   意味:「彼は、私が結婚していると(いうことを)思う。」

(2)主語:They、動詞:believed、目的語:that she was a singer
   意味:「彼らは、彼女が歌手だということを信じていました。」

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