前置詞ofの解説

部分を表す前置詞of

前置詞ofには「~の」と部分を表す意味があります。

以下は、例文です。

The roof of the house is red.
「その家の屋根は、赤い。」

The roofはthe houseの一部分ということを表していますが、
A of Bで「BのA」という意味になると覚えてしまってもOKです。

Some of them went there.
「彼の(うち)何人かが、そこへ行きました。」

Some「何人か」はthem「彼ら」というグループの一部になります。

Every part of the ship is important.
「その船の全てのパーツは、重要です。」

Every partはthe shipの部分になります。

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材料を表す前置詞of

前置詞ofには「~で(作った)」「~から(成る)」
と材料を表す意味があります。

以下は、例文です。

The desk is made of wood.
「その机は、木でできている。」

of woodの部分は「木で」と、材料を表しています。

原料の場合は、以下のようにfrom ~ を用います。

Wine is made from grapes.
「ワインは、ぶどうから作られる。」

見た目で分かる場合はof、
個体から液体など見た目が変わってしまう場合はfromと
分けるこもできます。

これは、ofが木で(できている)と説明を加えている
だけの感じになるのに対して、fromはぶどうから(作られている)
とプロセスを強調する意味合いになるためです。

The house consists of five rooms.
「その家は、5つの部屋から成る。」

これはconsist of ~ で「~から成る」と暗記してもよいですが、
5つの部屋は家を作っている材料のようなものと考えています。

分離を表す前置詞of

前置詞ofには「~から」「~を」と分離を表す意味があります。

以下は、例文です。

The shief robbed me of money.
「その泥棒は、私からお金を奪った。」

rob A of Bで「AからBを奪う」と覚えている方が多いと思いますが、
このofはme「私」からmoney「お金」が離れていくイメージです。

The government deprived us of our civil rights.
「政府は、私達から市民の権利を剥奪した。」

これもdeprive A of Bで「AからBを奪う」と暗記してもよいですが、
us「私達」からcivil rights「市民の権利」が分離するイメージです。

ちなみに、robは強盗や暴力で財物を奪う、
depriveは健康のような無形のものを奪う時に用います。

人を傷つけたりせず、誰にも分からないように盗むはstealを用います。

The mother wants to cure her son of his bad habit.
「その母親は、息子の悪い癖を直したい。」

sonからbad habitを分離させたいというイメージになります。
cure A of B「AのBを直す(治す)」と覚えてしまってもOKです。

この場合、以下のようにシンプルにしても良いと思います。

The mother wants to cure her son's bad habit.
「その母親は、息子の悪い癖を直したい。」

この形で用いられる動詞は他に、以下のようなものがあります。

・clear「(障害物・不要物・邪魔なものを)取り除く」
・relieve「(不安・心配・困難・苦痛などを)取り除く」
・rid「(望ましくないものを)取り除く」
・empty「(容器などから中身を)出す」
・strip「(地位などを)奪う」

動詞+of

前置詞ofは動詞とセットになり「~に関して」
「~について」「~のことを」という意味を表すことがあります。

このパターンで用いられる動詞は、know、speak、thinkなどです。

以下は、例文です。

I know of him.
「私は、彼のことを知っている。」

I know him.だと彼のことを直接的に知っている、
I know of him.だと彼のことを間接的に知っていることを表します。

また、I know about him.とaboutを用いると彼の周辺情報まで
幅広く彼について知っているというニュアンスになります。

Everyone spoke of her.
「みんなが、彼女のことを話していた。」

spoke about herになると、
彼女のことだけというより関連情報まで幅広く話した
というニュアンスになります。

ただ、speakの場合spoke ofとofが付く形が一般的とのことです。

Her parents think of her.
「彼女の両親は、彼女のことを考えている。」

think of herはとにかく彼女のことだけを考えている感じで、
think about herは彼女に関することを幅広く考えている感じ
になります。

自覚・心理状態を表す形容詞+of

前置詞ofは自覚や心理状態を表す形容詞+ofとセットで、
熟語のように用いられることがあります。

以下に、よく用いられるものを例文と合わせて紹介します。

・be aware of ~ 「~に気づいている」

He is aware of that.
「彼は、それに気づいています。」

・be conscious of ~ 「~を意識している」

I'm conscious of that.
「私は、それを意識しています。」

・be fond of ~ 「~を気に入っている」

She is fond of her house.
「彼女は、彼女の家を気に入っています。」

・be envious of ~ 「~がうらやましい」

I'm envious of his personality.
「私は、彼の性格がうらやましい。」

・be ignorant of ~ 「~を知らない」「~に気づかない」

I was ignorant of it.
「私は、それに気づかなかった。」

・be jealous of ~ 「~に嫉妬している」

He is jealous of my score.
「彼は、私の成績に嫉妬している。」

・be proud of ~ 「~を誇りに思っている」

She is proud of her son.
「彼女は、彼女の息子を誇りに思っている。」

・be sure of ~ 「~を確信している」

I'm sure of my success.
「私は、私の成功を確信している。」

前置詞ofを用いた表現

以下に、フレーズで覚えると良い
前置詞ofを用いた表現を紹介します。

・ask ~ of …「…に~を頼む」

I'll ask a favor of him.
「私は、彼にお願いをするつもりです。」

・demand ~ of …「…に~を要求する」

She demanded him of buying it.
「彼女は、彼にそれを買うことを要求した。」

・expect ~ of …「…に~を期待する」

Parents shouldn't expect too much of their children.
「親は、子供に可能な期待をすべきではない。」

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