意味上の主語ofとforの使い分け
不定詞の意味上の主語は
以下のようにfor+名詞または
代名詞の目的格で表されますが、
It is difficutl for Ken to pass the exam.
「その試験に合格することは、健にとって難しい。」
It is difficutl for him to pass the exam.
「その試験に合格することは、彼にとって難しい。」
It is ~ to不定詞の構文で、
~の部分にkind「親切な 」などの
“人の性質を表す形容詞”がくる時は
“of+名詞または代名詞の目的格”で
意味上の主語を表します。
以下は、ofを用いた例文です。
It is kind of him to help me.
「私のことを助けてくれるとは、彼は親切です。」
上の例文のdifficultのように
人の性質でない形容詞の場合は、
for+名詞または代名詞の目的格で
不定詞の意味上の主語を表しますが、
下の例文ではIt isの後ろがkind
という人の性質を表す形容詞なので、
of himとofを用いてto helpの意味上
の主語を表しています。
人の性質を表す形容詞
人の性質を表す形容詞には、
以下のようなものがあるので
覚えておきましょう。
stern「厳しい」
strict「厳しい」
rigorous「厳格な」
gentle「優しい」
tolerant「寛容な 」
genial「愛想のよい 」
gracious「上品な」
cleanly「綺麗好きな」
generous「気前がいい」
keen「熱心な」
eager「熱心な」
diligent「勤勉な」
passionate「情熱的な」
frank「率直な」
honest「正直な」
amiable「愛想の良い」
curious「好奇心旺盛な」
humble「謙遜な」
reserved「控えめな」
moderate「節度のある」
merciful「慈悲深い」
admirable「感心な」
broad-minded「心の広い」
affectionate「愛情深い」
respectful「丁重な」
reverent「うやうやしい」
deferential「敬意を表する」
polite「礼儀正しい」
courteous「礼儀正しい」
punctual「時間に正確な」
decent「きちんとしている」
thoughtful「思いやりのある」
considerate「思いやりのある」
sympathetic「思いやりのある」
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