a most+形容詞+単数名詞

a most+形容詞+単数名詞と、
most+名詞の意味と使い方について
例文を用いて解説します。

目次

通常、difficultなどの長い
形容詞や副詞の最上級を作る時、

mostを形容詞や最上級の前に置いて
the most+形容詞という形になります。


以下の例文では、

This is the most difficult book of all.
「これは、全ての中で一番難しい本です。」

the most difficultの部分が
the most+形容詞(+名詞)という
最上級の形になっています。


ところが、以下の例文のように、

This is a most difficult book.
「これは、とても難しい本です。」

「a most+形容詞+単数名詞」
という形でa mostが用いられる時は
「とても」という意味になります。


この場合、bookは単数名詞なので
mostの前にaが付きます。


そして、以下の例文のように、

This is a very difficult book.
「これは、とても難しい本です。」

a mostは「とても」という意味の
veryに置き換えることができます。


名詞の前にmostを置いて
most+名詞という形になると、

以下のようにmostは「ほとんどの」
という意味になります。

Most people in our town joined the party.
「私達の町のほとんどの人々は、そのパーティーに参加した。」


the mostという最上級を勉強すると、
mostは「一番~」という意味になると
勘違いしやすいので注意しましょう。

a most+形容詞+名詞の問題

問題.以下の日本語の意味になるように
   mostを用いて英文を作りなさい。

(1)「彼は、とても親切な少年です。」

(2)「ほとんどの生徒が、昨日学校へ来ませんでした。」


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)He is a most kind boy.

※a most kind boyの部分は、
 a most+形容詞+単数名詞なので
 a mostは「とても」という意味です。

(2)Most students didn't come to school yesterday.

※Most studentsはmost+名詞なので、
 mostは「ほとんど」という意味です。

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