独立不定詞の一覧と使い方

英語のto+動詞の原形の慣用表現と
独立不定詞の一覧と使い方について、
例文を用いて解説します。

目次

独立不定詞という名前を聞くと
「難しそう」と思うかもしれませんが、

独立不定詞は不定詞を含む慣用表現で
熟語のようなものです。


そして、文章全体を修飾します。

以下に、独立不定詞にどのようなもの
があるか以下で一覧を紹介します。


独立不定詞には、
以下のようなものがあります。

to be sure「確かに」

so to speak「いわば」

to tell the truth「実を言うと」

to begin[start] with 「まず初めに」

strange to say「奇妙なことに」

to be frank with you「率直に言えば」

to make matters worse 「さらに悪いことに」


これらの独立不定詞は
文章全体を修飾する不定詞句で、

独立不定詞の使い方を解説する前に
不定詞句について以下で解説します。


不定詞句とは

句とは、不定詞に補語、目的語、修飾語
が付いて1つの意味を表すものです。


例えば、以下の例文の

I went to London to see him.
「私は、彼に会うためにロンドンに行きました。」

to see him「彼に会うために」は
to seeに目的語のhimが付いているので
不定詞句になります。


※to see himは独立不定詞ではなく、
 to不定詞の副詞的用法です。


そして、to see himの役割は、

「何のために」→「行った」のかと
動詞を修飾する副詞の役割をしている
句なので副詞句とも呼ばれます。


以下では、独立不定詞の使い方を
例文を用いて解説していきます。


to be sure

独立不定詞To be sureは、
「確かに」という意味です。

そして、以下の例文では、

To be sure, he is telling the truth.
「確かに、彼は真実を言っています。」


To be sureがhe is telling the truth
「彼は真実を言っています」という後ろの
文全体を修飾しています。


独立不定詞はこの例文のように文頭に置き、
後ろに続く文を修飾してに意味を加えます。

以下で、他の独立不定詞を用いた例文と
使い方も紹介します。


so to speak

独立不定詞so to speakは、
「いわば」という意味です。

そして、以下の例文では、

So to speak, he is a liar.
「いわば、彼は嘘つきです。」


So to speak「いわば」が
後ろのhe is a liar「彼は嘘つきです」
という文全体を修飾しています。

to tell the truth

独立不定詞to tell the truthは、
「実を言うと」という意味です。

そして、以下の例文では、

To tell the truth, I love her.
「実を言うと、私は彼女のことを愛しています。」


To tell the truthは「実を言うと」
→「私は彼女のことを愛しています」と
I love herという文全体を修飾しています。


to begin[start] with

独立不定詞to begin[start] withは、
「まず初めに」という意味です。

そして、以下の例文では、

To begin[start] with, we should do it.
「まず初めに、私達はそれするべきだ。」


To begin[start] withは「まず初めに」→
「私達はそれするべきだ」とwe should do it
という文全体を修飾しています。


独立不定詞は文章全体を修飾する句ですが、
深く考えず慣用表現(熟語)だと思って形と
意味と使い方を覚えてしまいましょう。


to不定詞を含む慣用表現には、
以下のようなものがあります。

seem to ~「~のようだ」

appear to ~「~のように見える」

happen to ~「たまたま~する」

come[get] to ~「~するようになる」

learn to ~「~できるようになる」


これらの表現のto ~ はto不定詞なので、
~の部分には動詞の原形がきます。


ここでは、1つずつ例文をみながら、
慣用表現の使い方を確認していきます。


seem to

以下のようにseem to+動詞の原形で、
「~のようだ」という意味になります。

She seems to be sick.
「彼女は、病気のようだ。」


※彼女の様子、雰囲気など全体から
 「~のようだ」と判断しています。


appear to

以下のようにappear to+動詞の原形で、
「~のように見える」という意味になります。

She appears to be sick.
「彼女は、病気のように見える。」


※彼女の顔色、姿勢など、
 見た目で判断しています。


happen to

以下のようにhappen to+動詞の原形で、
「たまたま~する」や「偶然~する」
という意味になります。

I happened to go there last week.
「先週、私は偶然そこへ行きました。」


come[get] to

以下のようにcome[get] to+動詞の原形で、
「~するようになる」という意味になります。

He came[got] to have breakfast.
「彼は、朝食を食べるようになった。」


learn to

以下のようにlearn to+動詞の原形で、
「~できるようになる」という意味になります。

The baby learned to walk.
「その赤ちゃんは、歩けるようになった。」


to不定詞の慣用表現は熟語のように形と
意味、使い方を覚えておきましょう。


記憶には知識記憶と経験記憶があり、
解説を読んで覚えるのは知識記憶で
膨大な繰り返しが必要になります。

経験記憶は経験しながら身につく記憶で、
知識記憶より早く覚えることができます。


日本にいると日常の中で英語を話し、
独立不定詞と慣用表現を使うことを
経験するのは難しいと思います。

そこで、英語で日常の出来事を書いて、
使える独立不定詞や慣用表現があれば
使ってみましょう。


以下では、効果的な英語日記の書き方
を解説していますので参考にして下さい。

効果的な英語日記の書き方

独立不定詞と慣用表現の問題

問題.以下の独立不定詞や慣用表現を
   用いた英文を日本語に訳しなさい。

(1)To be sure, that singer is popular.

(2)To tell the truth, I told a lie.

(3)To begin with, they need to talk about it.


(4)That singer seems to be popular.

(5)I happened to meet her at the station yesterday.

(6)She comes to get up early everyday.

(7)He learned to speak English.


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)「確かに、あの歌手は人気がある。」

(2)「実を言うと、私は嘘をつきました。」

(3)「まず初めに、彼らはそれについて話し合う必要がある。」

(4)「あの歌手は、人気があるようだ。」

(5)「私は、昨日偶然駅で彼女に会った」

(6)「彼女は、毎日早起きをするようになった。」

(7)「彼は、英語を話せるようになった。」

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