疑問詞+to不定詞(名詞句)
疑問詞+to不定詞の意味と使い方
について例文を用いて解説します。
- 疑問詞+to不定詞とは
- what to+動詞の原形
- when to+動詞の原形
- where to+動詞の原形
- how to+動詞の原形
- which(名詞)to+動詞の原形
- 疑問詞+to不定詞は名詞句
- 疑問詞+to不定詞の問題
疑問詞+to不定詞とは
疑問詞とは、when「いつ」、
where「どこで」、how「どのように」、
what「何」、which「どちら」などで、
疑問詞+to不定詞とは、
疑問詞の後ろにto+動詞の原形を置いた
what to buyやwhen to startなどです。
それでは、以下に例文を用いて、
疑問詞+to不定詞の意味と使い方を
1つずつ解説していきます。
what to+動詞の原形
what to+動詞の原形(to不定詞)で、
「何を~すればいいか(すべきか)」
という意味になります。
例えば、疑問詞+to不定詞のwhat to buyは
「何を買えばいいか」、「何を買うべきか」
という意味になります
そして、主語、補語、目的語になります。
疑問詞+不定詞が主語になる場合
以下の例文で、what to buyは
主語になっています。
What to buy isn't important.
「何を買うべきかは、重要ではありません。」
疑問詞+不定詞が補語になる場合
以下の例文で、what to buyは
補語になっています。
The important thing isn't what to buy.
「重要なことは、何を買うべきかではありません。」
この例文ではThe important thing=
what to buyの関係になっています。
疑問詞+不定詞が目的語になる場合
以下の例文で、what to buyは
動詞のknowsに対して“何を”知っている
のかを表す目的語になっています。
He knows what to buy.
「彼は、何を買えばいいのか知っています。」
when to+動詞の原形
when to+動詞の原形(to不定詞)で、
「いつ~すればいいか(すべきか)」
という意味になります。
例えば、疑問詞+to不定詞の
when to startは「いつ始めればいいか」、
「いつ始めるべきか」という意味です。
そして、主語、補語、目的語になります。
疑問詞+不定詞が主語になる場合
以下の例文で、when to startは
主語になっています。
When to start is important.
「いつ始めるべきかは、重要です。」
疑問詞+不定詞が補語になる場合
以下の例文で、when to startは
補語になっています。
The subject is when to start.
「議題は、いつ始めるべきかということです。」
この例文ではThe subject=
when to startの関係になっています。
疑問詞+不定詞が目的語になる場合
以下の例文で、when to startは
動詞のdon't knowに対して“何を”知らない
のかを表す目的語になっています。
I don't know when to start.
「私は、いつ始めたらいいのか知りません。」
where to+動詞の原形
where to+動詞の原形(to不定詞)で、
「どこへ~すればいいか(すべきか)」
「どこで~すればいいか(すべきか)」
という意味になります。
例えば、疑問詞+to不定詞の
where to goは「どこへ行けばいいか」、
「どこへ行くべきか」という意味です。
そして、主語、補語、目的語になります。
疑問詞+不定詞が主語になる場合
以下の例文で、where to goは
主語になっています。
Where to go isn't a problem.
「どこへ行くべきかは、問題ではありません。」
疑問詞+不定詞が補語になる場合
以下の例文で、where to goは
補語になっています。
The problem is where to go
「問題は、どこへ行くべきかです。」
この例文ではThe problem=
where to goの関係になっています。
疑問詞+不定詞が目的語になる場合
以下の例文で、where to goは
動詞don't knowの目的語になっています。
I don't know where to go.
「私は、どこへ行けばいいのか知りません。」
how to+動詞の原形
how to+動詞の原形(to不定詞)で、
「どのように~すればいいか(~の方法)」
という意味になります。
例えば疑問詞+to不定詞のhow to swimは
「泳ぐ方法(泳ぎ方)」という意味になり、
以下では目的語として用いられています。
Will you tell me how to swim?
「私に泳ぎ方を教えてくれませんか。」
主語や補語としても用いられますが、
以下の例文のようにhow+to不定詞は
動詞の目的語になることが多いです。
She knows how to cook.
「彼女は、料理する方法を知っています。」
which(名詞)to+動詞の原形
which(名詞)to+動詞の原形という形は、
「どれ(どちらの…)を~するべきか」
「どれ(どちらの…)を~すればいいか」
という意味になります。
例えば、疑問詞+to不定詞の
which to chooseの意味は
「どちらを選んだらいいか」で、
以下の例文では動詞の目的語
として用いられています。
I'm thinking which to choose.
「私は、どれを選んだらいいか考えています。」
そして、which car to buyで
「どちらの車を買うべきか」というように、
whichの後ろに名詞がくる場合もあります。
I'm thinking which car to buy.
「私は、どちらの車を買うべきか考えています。」
疑問詞+to不定詞は名詞句
まず、句とは2つ以上の語が
くっついて用いられるもので、
to不定詞(to+動詞の原形)は
2語以上なので句になります。
to不定詞の名詞的用法は、
to+動詞の原形で「~すること」
という意味になります。
そして、名詞と同じで以下のように
文中で主語、補語、目的語になります。
・主語の場合
To study English is fun.
「英語を勉強することは、楽しいです。」
To study English
「英語を勉強すること」は、
主語として用いられています。
・補語の場合
My hobby is to read books.
「私の趣味は、本を読むことです。」
to read books
「本を読むこと」は、
補語として用いられています。
・目的語の場合
I like to play games.
「私は、ゲームをすることが好きです。」
to play games
「ゲームをすること」は、
目的語として用いられています。
名詞句のto不定詞の名詞的用法は、
このように名詞と同じ役割をします。
また、疑問詞+to不定詞も名詞句で、
名詞と同じように文中で主語、補語、
動詞の目的語になります。
疑問詞+to不定詞は目的語になることが多い
名詞句の疑問詞+to不定詞は、
名詞と同様に文中で主語・補語・
目的語になることができますが、
以下の例文のように目的語として
用いられることが多いです。
Please tell me what to do.
「何をするべきか私に教えて下さい。」
I told him when to come here.
「私は、彼にいつここへ来るべきか伝えた。」
She teach children how to swim.
「彼女は、子供達に泳ぎ方を教えています。」
疑問詞+to不定詞の問題
問題.以下の文を日本語に訳しなさい。
(1)I will ask him what to do next.
(2)Does he know when to finish it?
(3)We don't know which way to go.
※way「道」
答えはこの下にあります。
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練習問題の解答
(1)「私は、彼に次に何をすべきか聞くつもりです。」
(2)「彼は、いつそれを終えるべきか知っていますか。」
(3)「私達は、どちらの道を行けばいいか知りません。」
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