分詞の副詞的用法

形容詞を修飾する
分詞の副詞的用法について
例文を用いて解説します。

目次

まず、副詞の役割を確認します。

形容詞を修飾する品詞は副詞です。


以下の例文をみてみましょう。

It’s very hot.「とても暑い。」

It’s very cold.「とても寒い。」


これらの文のveryは副詞ですが、
文中の形容詞hotやcoldを修飾しています。

現在分詞や過去分詞は、
この副詞veryのように形容詞を修飾します。


次に、以下の例文をみてみましょう。

It’s burning hot.
「焼けつくように暑い。」

It’s freezing cold.
「凍りつくように寒い。」


現在分詞burning「燃えている」と
freezing「凍っている」は、それぞれ
形容詞のhotとcoldを強め修飾しています。


ただ、「燃えている暑い」や
「凍っている寒い」では不自然なので、

burningは「焼けつくように」、
freezingは「凍りつくように」と訳します。


これは単語と意味を
暗記しておく必要があり、

形容詞を修飾する分詞は
少ないので覚えておきましょう。


補足ですが、副詞は形容詞の他に
動詞や副詞自身も修飾するという
ことについて解説しておきます。

He runs very fast.
「彼は、とても速く走る。」
という文のvery「とても」は、


とても→「速く」というように
副詞fastを修飾しています。

このように、副詞は動詞、形容詞、
副詞を修飾します。


副詞が動詞と形容詞を修飾するということは
不定詞などを学習する時にも必要になるので、
覚えておきましょう。

分詞の副詞的用法の問題

問題.以下の文を日本語に訳しなさい。

(1)It will be roasting hot tomorrow.
  ※roasting「焼けつくような」

(2)It was biting cold last Sunday.
  ※biting「身を切るような、痛烈な」


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)「明日は、焼けつくような暑さになるだろう。」

(2)「先週の日曜日は、身を切るような寒さでした。」

(1)のroastingは形容詞hotを、
(2)のbitingは形容詞coldを修飾しています。

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