with+名詞+分詞(付帯状況)
付帯状況を表す「with+名詞+分詞」
について、例文を用いて解説します。
with+名詞+現在分詞の意味と使い方
with+名詞+現在分詞という形で、
「~しながら」という意味になります。
そして、以下の例文を使って
with+名詞+現在分詞の使い方
について説明していきます。
He was standing with his eyes shining.
「彼は、目を輝かせて立っていました。」
この文のwith his eyes shiningは、
直訳すると「目を輝かせながら」ですが、
日本語として自然なので「目を輝かせて」
としました。
また、withの後ろのhis eyesは
「(嬉しくて自然に)輝いている」ので、
his eyesとshineは能動の関係と考えられ
shineは現在分詞shiningになります。
目は何かによって輝かされるものではなく、
喜んだりすると自然に輝きますよね。
少女漫画のような感じだと思って下さい^^
with+名詞+過去分詞の意味と使い方
with+名詞+過去分詞という形で、
「~させながら」という意味になります。
そして、以下の例文を使って
with+名詞+過去分詞の使い方
について説明していきます。
He was standing with his eyes closed.
「彼は、目を閉じて立っていました。」
この文のwith his eyes closedは、
直訳すると「目を閉じさせながら」ですが、
日本語として「目を閉じて」のほうが自然です。
また、withの後ろのhis eyesは
「(人の意思により)閉じられている」ので、
his eyesとcloseは受け身の関係と考えられ
closeは過去分詞closedになります。
人間の目は、まばたき以外は
人の意志によって閉じられます。
このように、withの後ろの
名詞と分詞の元になる動詞の関係が、
能動なら現在分詞を、受け身(受動)なら
過去分詞を用います。
また、現在分詞を「~している」、
過去分詞を「~された」と訳さない
ことが多いので注意しましょう。
with+名詞+分詞の問題
問題.()内の単語を適する形に
書き換えなさい。
(1)She was cooking with water(run).
※run「(水などが)流れる」
(2)He was standing with his arms(fold).
※fold「(腕などを)組む」は
規則動詞です。
答えはこの下にあります。
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練習問題の解答
(1)She was cooking with water running.
「彼女は、水を出しっぱなしにしたまま
料理していました。」
※水は蛇口から自然に流れているので、
現在分詞runningになります。
(2)He was standing with his arms folded.
「彼は、腕を組んで立っていました。」
※腕は人の意志によって組まれるので、
過去分詞foldedになります。
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