第5文型と使役動詞・知覚動詞

使役動詞・知覚動詞+原形不定詞、
分詞が用いられる第5文型について
例文を用いて解説します。

目次


第5文型は以下の例文のように主語、
動詞の後ろに目的語と目的語を説明する
補語が置かれている文のことです。

She made him angry.
「彼女は、彼を怒らせた。」

この文で、Sheは主語、madeは動詞、
himは動詞madeの目的語、angryは
目的語himを説明している補語です。

第5文型は目的語=補語となり、
この例文ではhim=angryの関係が
成り立っています。

この例文ではangryという
形容詞が補語になっていますが、
原形不定詞、現在分詞、過去分詞が
補語になる場合について解説します。

使役動詞+O+原形不定詞

まず、原形不定詞が第5文型の
補語になる場合から解説します。

以下の例文をみてみましょう。

I made him go there.
「私は、彼をそこへ行かせた。」

この文でIは主語、madeは動詞、
himは動詞sawの目的語、go thereは
目的語himを説明している補語です。

この文中でhim=go there
「彼=そこへ行く」という
関係が成り立っているので、
go thereの部分は目的語himを
説明している補語と言えます。

そして、第5文型で原形不定詞が
補語になる場合は、make・have・
letなどの使役動詞が用いられます。

以下は、例文です。

・have「Oに~してもらう」

I had him cut my hair.
「私は、彼に髪を切ってもらった。」

この例文では、目的語のhimと
原形不定詞を含むcut my hairの間に
イコール関係が成り立っています。

使役動詞+O+現在分詞

以下の例文のように、
現在分詞が第5文型の補語
になる場合もあります。

His boss made him working.
「彼の上司は、彼を働かせておいた。」

この例文では、目的語のhimと
現在分詞workingの間に「彼=働いている」
というイコール関係が成り立っています。

使役動詞+O+現在分詞

また、以下の例文のように、
過去分詞が第5文型の補語
になる場合もあります。

I had my hair cut.
「私は、髪を切ってもらった。」

この例文では、目的語のmy hairと
過去分詞cutの間に「私の髪=切られた」
というイコール関係が成り立っています。


ここでは、see・hear・feelなどの
知覚動詞+O+原形不定詞・分詞という
第5文型の形について解説します。

知覚動詞+O+原形不定詞

以下の例文をみてみましょう。

I saw him cross the street.
「私は、彼がその通りを渡るのを見た。」

この文でIは主語、sawは動詞、
himは目的語、cross the streetは
目的語himを説明している補語です。

そして、him=cross the street
「彼=その通りを渡る」という関係なので、
cross the streetの部分は目的語himを
説明している補語と言えます。

この例文のように、
原形不定詞(この場合cross)も
第5文型の補語になります。

知覚動詞+O+現在分詞

以下の例文のように、
現在分詞(この場合singing)も
第5文型の補語になります。

I heard him singing a song.
「私は、彼が歌を歌っているのを聞いた。」

この文でIは主語、heardは動詞、
himは目的語、singing a songは
目的語himを説明している補語です。

この文中では「him=singing a song
(彼=歌を歌っている)」の関係が成ち、
singing a songはhimを説明している補語です。

知覚動詞+O+過去分詞

また、以下の例文のように、
過去分詞(この場合called)も
第5文型の補語になります。

I heard him called by his mother.
「私は、彼が母親に呼ばれるのを聞いた。」

この文でIは主語、heardは動詞、
himは目的語、called by his motherは
目的語herを説明している補語です。

この文では、him=called by his mother
「彼=母親に呼ばれる」の関係が成り立ちます。

第5文型で知覚動詞が用いられると、
原形不定詞、現在分詞、過去分詞も
補語(目的格補語)になります。

第5文型と使役動詞・知覚動詞の問題

問題.以下の文を日本語に訳し、主語、
   動詞、目的語、補語を示しなさい。

(1)I heard him call me.

(2)I made him wash the dishes.

(3)I saw him playing tennis.

(4)I saw him hit by his friend.
  ※hitはhit「殴る」の過去分詞

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練習問題の解答

(1)「私は、彼が私を呼ぶのを聞いた。」
   主語:I、動詞:heard、
   目的語:him、補語:call me

※him=call me「彼=私を呼ぶ」
という関係が成り立っています。

(2)「私は、彼に皿を洗わせた。」
   主語:I、動詞:made、目的語:him、
   補語:wash the dishes

※him=wash the dishes
「彼=皿を洗う」という関係が
成り立っています。

(3)「私は、彼がテニスをしているのを見た。」
   主語:I、動詞:saw、目的語:him、
   補語:playing tennis

※him=playing tennis
「彼=テニスをしている」、
という関係が成り立っています。

(4)「私は、彼が友達に殴られるのを見た。」
   主語:I、動詞:saw、目的語:him、
   補語:hit by his friend

※him=hit by his friend
「彼=友達に殴られる」という
関係が成り立っています。

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