過去完了形[大過去]の使い方

過去完了形の大過去の
意味と使い方について、
例文を用いて解説します。

目次

過去完了形は、時に幅がある
線のイメージになります。

例えば、以下の過去完了形の文は、
パリに引っ越した「過去の時点」と
パリに引っ越す5年前(過去の時点)
の継続を表しています。

I had lived in Japan for five years before I moved to Paris.
「パリに引っ越す前に、私は5年間日本に住んでいました。」

このように、過去完了形は
過去のある時点とそれより前の
過去のある時点が繋がっている
線のイメージです。

ところが、過去完了形には「点」の
イメージを持つ特殊な使い方があり、
大過去と呼ばれます。

過去完了形の大過去の日本語訳は
「~した」と過去形と同じですが、
過去より前の過去のある時点を表し、
点のイメージになります。

次のパートで、大過去の
使い方とイメージについて
例文を用いて解説します。


以下の例文を使って、
大過去の点のイメージと
使い方について解説します。

I lost my pen which I bought.
「私は、買ったペンを失くした。」

この文のwhichは関係代名詞で、
which I boughtという部分は
my penを修飾しています。

関係代名詞まで解説すると
長くなるので省略します。

ここでは、lostとboughtの
時制に注目して下さい。

この文では、lost「失くした」と
bought「買った」の両方の動作に
過去形を用いています。

この文は一見よさそうですが、
これだと「失くした」と「買った」
という動作が(ほぼ)同時に起こった
ことになってしまいます。

しかし、買ったと同時に失くした
ということは普通ありえません。

ペンを買ってしばらくした後で
失くしたというように、通常
「買った」という動作は「失くした」
という動作より前に起きます。

ただ、lost「失くした」という
過去より「買った」のがさらに前に
起きたということを表したいのですが、
過去形では表せません。

そこで、ある過去の時点よりさらに
前の過去に起こったことを表すために
過去完了形「had+過去分詞」を用い、
大過去と呼ばれます。

よって、
「私は、買ったペンを失くした。」
と言いたい時「買った」大過去になり、
以下のようにhad boughtを用います。

I lost my pen which I had bought.

大過去の形は過去完了形と同じですが、
時に幅はなく「過去のある時点」より
前の「過去のある時点」を表します。

過去完了形[大過去]の問題

問題.以下の()内の動詞の形を選択し、
   英文を日本語に訳しなさい。

(1)I found my bag which I (lose, lost, had lost) the day before.
 ※the day before「その前の日」

(2)He met the man who I (met, had met, meet) the day before.

(3)Ken talked about the movie
   which he (had watched, watched, watch)two weeks before.
 ※two weeks before「2週間前」

答えはこのページの下にあります。

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練習問題の解答

(1)I found my bag which I had lost the day before.
  「私は、その前の日に失くしたかばんを見つけた。」

※「見つけた」より「失くした」の方が
 1日前に起きたので大過去を用います。

(2)He met the man who I had met the day before.
  「彼は、私がその前の日に会った男の人と会った。」

(2)も(1)と考え方は同じです。

(3)Ken talked about the movie which he had watched two weeks before.
  「ケンは、2週間前に観た映画について話した。」

(映画について)話した日より
2週間前に映画を観たというように、
「話した」より「観た」の方が前に
起きたので大過去を用います。

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