wouldとused to[過去の習慣]

「よく~したものだ」と
過去の習慣の意味を持つ、
wouldとused toの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

目次

助動詞のwouldとused toには
「よく~したものだ」という
過去の習慣の意味がありますが、
少し違いがあります。


以下の2つの例文を比べなら、
wouldとused toの違いを解説します。

He would go fishing.
「彼は、(以前)よく釣りに行ったものだ。」

He used to go fishing.
「彼は、(以前)よく釣りに行ったものだ。」


上の文のようにwouldを用いると、
今も釣りに行っている可能性があります。

これに対し下の文のように、
used toを用いると昔よく行っていたけど
今は釣りに行っていないことを表します。


wouldを用いると今も昔も
よくしている可能性があり、
used toは昔はよくしていたけど
今はしていないという意味になります。


過去の習慣のwouldを用いた
以下の例文をみてみましょう。

He would often go fishing.
「彼は、(以前)よく釣に行ったものだ。」


助動詞の後ろは必ず動詞の原形なので、
主語が三人称単数でも動詞にsを付けて
goesとならないので注意しましょう。

そして、過去の習慣を表すwouldは、
後ろに「よく(しばしば)」という
意味を持つoftenが付くことが多いです。


また、以下のように過去のある時点
を表す副詞節が付くこともあります。

He would often go fishing when he was a child.
「彼は、子供の頃よく釣りに行ったものだ。」


過去の習慣を表すwouldは、
否定文や疑問文で用いません。

過去の習慣を表す否定文と
疑問文ではused toのを用いますが、
以下で解説します。

過去の習慣を表すused to

would[過去の習慣]の問題

問題.以下の文を日本語に訳しなさい。

(1)I would go camping when I was a university student.

(2)She would cook dinner when her mother was busy.


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)「私は、大学生の時よくキャンプに行ったものだ。」

(2)「彼女は、母親が忙しい時によく夕食を作ったものだ。」

※これらの文のように、
 過去の習慣を表すwouldはwhen~と
 過去のある時点を表す文を付けて
 用いられることもあります。

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