使役動詞+目的語+原形不定詞

使役動詞の後ろで用いられる
原形不定詞(toの付かない不定詞)と、

受動態の場合、get+to不定詞について
例文を用いて解説します。

目次

to不定詞の形はto+動詞の原形ですが、
原形不定詞とはtoの付かない不定詞です。

つまり、原形不定詞とはto playの
toをとったplayのような動詞の原形です。


原形不定詞は知覚動詞や使役動詞
の後ろで用いられますが、ここでは
使役動詞の場合について解説します。


使役動詞はmake「させる」、
have「させる」、let「させる」

といった人に何かをさせるという
使役の意味を持つ動詞です。


そして、使役動詞の後ろでは、
原形不定詞にします。


それでは、使役動詞のmakeの後ろで
原形不定詞を用いる例文をみてみます。

He makes me do the work everyday.
「彼は、私に毎日その仕事をすることをさせる。」


この文は、1つの主語Heに対して
andなどを用いずに動詞のmakeとdoが
同時に使われています。


本来、1つの主語に対して
動詞が2つ並ぶのはおかしいので、

以下のように「~すること」という意味の
to不定詞の名詞的用法を用います。

He makes me to do the work everyday.
「彼は、私に毎日その仕事をすることをさせる。」


ところが「知覚動詞や使役動詞
の後ろでは原形不定詞を用いる」より、

使役動詞makeの後ろでは原形不定詞
を用いて以下のようになります。

He makes me do the work everyday.


よって、to doは間違いで、
原形不定詞のdoにします。

使役動詞の後ろでは原形不定詞を用い、
形は動詞の原形ですが意味はto不定詞の
名詞的用法と同じす。


ただ、「彼は、私に毎日その仕事を
することをさせた。」だと不自然なので、

「彼は、私にその仕事をさせた。」
という日本語訳になります。


使役動詞+目的語+原形不定詞という
文の形で用いられるmake、have、letは、

全て「~させる」という意味を持ちますが
それぞれ少しずつニュアンスが異なります。


3つの使役動詞make、have、letは、
それぞれ以下のような意味を持ちます。


makeは強制的に「~させる」

以下は使役動詞makeの例文ですが、

I made him use my pen.
「私は、彼に私のペンを使わせた。」

makeは自分のペンを“強制的に”
使わせたという意味になります。


以下のように、未来形でも用いられます。

She will make her son go to school.
「彼女は、息子を学校に行かせるだろう。」


haveはお願いして「~してもらう」

以下は使役動詞haveの例文ですが、

I had him use my pen.
「私は、彼に私のペンを使ってもらった。」

haveは頼んで自分のペンを使って
“もらった”という意味になります。


haveは「~させる」という意味も持ち、

上の例文I had him use my pen.が
「私は、彼に私のペンを使わせた。」
という意味になることもあります。


しかし、makeが強制的であるのに対し、
haveは非強制的になります。


以下のように、未来形でも用いられます。

She will have them help her.
「彼女は、彼らに手伝ってもらうだろう。」


letは許可して「~させる」

以下は使役動詞letの例文ですが、

I let him use my pen.
「私は、彼にペンを使わせた。」

letは自分のペンを“許可して”
使わせてあげたという意味になります。


会話で、以下の表現はよく用いられます。

Please let me know.
「私に知らせて下さい。」

I'll let you know.
「(私は、)あなたに知らせます。」


このように能動態の場合は
使役動詞の後ろで原形不定詞を用いますが、
受動態の場合はto不定詞を用います。


以下の使役動詞を用いた能動態の文を
受動態の文に書き換えてみましょう。

They make us study.
「彼らは、私達に勉強させる。」


そこを訪れさせられた私達を主語にし、
使役動詞makeを受動態のwas madeに変えて
受動態の文は以下のようになります。

We are made to study by them.
「私達は、彼らによって勉強させられる。」


この時、makeという使役動詞の後ろでも、
was madeのように受動態になっている場合

to studyとto不定詞(to+動詞の原形)を
用いなければなりません。


能動態の文では原形不定詞を用いますが、
受動態の文では使役動詞の後ろでto不定詞を
用いなければならないので注意しましょう。


使役動詞make、have、letの後ろでは
原形不定詞を用いますが、使役動詞get
の後ろではto不定詞を用います。


使役動詞のgetは「~させる」、
「~してもらう」というように
使役動詞のhaveと同じ意味です。


例えば、以下のように使役動詞have
の後ろでは原形不定詞doを用いますが、

I had him do the work.
「私は、彼にその仕事をしてもらった。」


以下のように使役動詞getの後ろでは
to不定詞のto doを用います。

I got him to do the work.
「私は、彼にその仕事をしてもらった。」


以下では、知覚動詞+原形不定詞について
例文を用いて解説しています。

知覚動詞+O+原形不定詞

使役動詞+O+原形不定詞の問題

問題.以下の文で()内から
   適する語を選びなさい。

(1)I made him (to help, help) me.

(2)She had him (to go , go) shopping.

(3)He let me (use, to use) his car.

(4)I was made (to help, help) my boss by her.


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)I made him help me.
  「私は、彼に(私を)手伝わせた。」

(2)She had him go shopping.
  「彼女は、彼に買物に行ってもらった。」

(3)He let me use his car.
  「彼は、私に彼の車を使わせてくれた。」

(4)I was made to help my boss by her.
  「私は、上司に(彼女の)手伝いをされられた。」

※(4)は受動態なので、使役動詞の後ろでも
 to不定詞を用います。my boss=herです。

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