形式主語itの使い方と例文

形式主語(仮主語)itとto不定詞、
動名詞、that節を用いた構文について
例文を用いて解説します。

目次

まず、形式主語it+that節の構文で、
形式主語itの使い方を解説します。

※形式主語は仮主語とも呼ばれ、
 形式主語と仮主語は同じものです。


以下の例文では、

That he is rich is true.
「彼がお金持ちということは、本当です。」

真主語(本当の主語)のThat he is rich
「彼がお金持ちということは」が長いため、
結論のtrue「本当」が文末にきています。


しかし、英語では結論をできるだけ
前にもってくる傾向にあります。


そこで、That he is richの部分に
形式主語itを用いてit is trueとし、
以下のようにthat節を文末に置きます。

It is true that he is rich.
「彼がお金持ちということは、本当です。」


形式主語Itは日本語に訳すことはなく、
意味は最初の例文と同じになります。


形式主語は、動名詞にも用いられます。


以下は諺(ことわざ)で有名な表現ですが、

It is no use crying over split milk.
「覆水盆に返らず。」


元の文は以下になります。

Crying over split milk is no use .
「こぼれてしまった牛乳を嘆くことは、
無駄なことです。」


Crying over split milkという
主語が長いので形式主語itに置き換え、

It is no useとしcrying over split milk
を文末に置きます。


最後に、to不定詞(to+動詞の原形)
の名詞的用法に形式主語を用いる構文
について例文を用いて解説します。


形式主語itの使い方

以下の例文をみてみましょう。

To swim in this river is dangerous.
「この川で泳ぐことは、危険です。」


これは、to不定詞の名詞的用法to swim
「泳ぐこと」が主語になっている文です。

しかし、この文は主語が長いので、
dangerous「危険な」とい結論が
最後にきています。


英語は結論を先に伝える傾向があり、
長い主語は形式主語のitに置き換えて
以下のように書き換えます。

It is dangerous to swim in this river.
「この川で泳ぐことは、危険です。」


この時、本当の主語(真主語)の
to swim in this riverは文末に置きます。

両方の文の意味は、全く同じです。


形式主語itは訳さない

日本語は理由などを先に述べて
から最後に結論を伝えますが、

英語は一番言いたいことや結論を
先に伝えるという文の構造をとり、
そのために形式主語のitを用います。


形式主語itは長い真主語を文の後ろに
持っていくために形式的に用いるだけで、
itは日本語に訳す必要はありません。


形式主語や真主語という言葉に惑わされず、
It is … to ~ で「~することは…です。」
という意味になると覚えておきましょう。


不定詞の意味上の主語

以下の形式主語を用いた例文では、

It is dangerous to swim in this river.
「この川で泳ぐことは、危険です。」

川で泳ぐのことが誰にとって
危険なのかは分かりません。


例えば、「この川で泳ぐことは
“子供達にとって”危険です。」と、

不定詞の動作主を表したい場合は
for+名詞を不定詞の前に置きます。


上の文では、to不定詞のto swimの前に
for children「子供達にとって」を置き、
以下のようになります。

It is dangerous for children to swim in this river.
「この川で泳ぐことは、子供達にとって危険です。」


そして、このfor childrenは、
不定詞の意味上の主語と呼ばれます。


forの後ろに代名詞がくる場合、
不定詞の意味上の主語は以下のように
for+代名詞の目的格になります。

It is dangerous for them to swim in this river.
「この川で泳ぐことは、彼らにとって危険です。」


不定詞の意味上の主語については、
以下で詳しく解説しています。

不定詞の意味上の主語・forとofの違い

形式主語it+to不定詞の問題

問題.以下の文を形式主語itを
   用いた文に書き換えなさい。

(1)To master English for a year is very difficult.

  ※master「マスターする」

(2)To go to America to study English is my dream.

  ※to study「勉強するために」は、
   to不定詞の副詞的用法です。


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)It is very difficult to master English for a year.
  「1年で英語をマスターすることは、難しい(です)。」

(2)It is my dream to go to America to study English.
  「英語を勉強するためにアメリカに行くことは、私の夢です。」

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