willとbe going toの違い
willとbe going toが表す
意味の違いと使い方について、
例文を用いて解説します。
willとbe going toの意味の違い
willには「~するつもり」と
「~でしょう」という意味があり、
be going toは「~する予定です」と
「~しそうだ」という意味があります。
意志未来と予定の違い
まず、willの「~するつもり」と
be going toの「~する予定です」
という意志未来の違いについてですが、
willはその場で決めた意思を表し、
be going toは事前に決めていた
予定を表します。
「(必ず)~するつもり」と、
未来の強い意志を表す場合にも
willが用いられます。
単純未来と近接未来の違い
次に、willの「~でしょう」と
単純な予測(単純未来)を表し、
be going toは「~しそうだ」と
話し手の主観や確信が入った予測
(近接未来)を表します。
この2つの使い分けについて、
以下に例文を用いて解説します。
willとbe going toの例文と使い方
まず、主語の意思を表す
willの「~するつもり」と、
be going toの「~する予定です」
の使い分けから解説します。
意志未来の例文
例えばパーティーに誘われてその場で
パーティーに行くことを決めた場合は、
以下のようにwillを用います。
I will join the party.
「私は、(その)パーティーに参加します。」
これに対し、パーティーへの参加を
事前に決めていた場合はbe going to
を用いて以下のようになります。
I am going to join the party.
「私は、(その)パーティーに参加するつもりです。」
未来の強い意志を表す場合にも、
以下のようにwillが用いられます。
I will do it.
「私は、(必ず)それをするつもりです。」
単純未来と近接未来の例文
次に、未来の予測を表す
willの単純未来「~でしょう」と、
be going toの近接未来「~しそうだ」
の使い分けについて解説します。
単に「雨が降るでしょう。」
と予測する場合は単純未来で、
以下のようにwillを用います。
It will rain tonight.
「今夜、雨が降るでしょう。」
これに対し、話し手の主観や確信
が入るとbe going toを用います。
話し手が、凄く曇っている空を見た
確信して「雨が降りそうだ」と言う場合は、
be going toを用いて以下のようになります。
It is going to rain tonight.
「今夜、雨が降りそうです。」
中学生や高校生の時にwill=be going toと
習った方も多いと思いますが2つの間には、
このような意味の違いがあります。
will be going toという形はある?
will be going toは、
未来形のwillとbe going to
がくっついた形ではなく、
未来形のwillとgoを用いた
進行形のbe going to+場所
がくっついた形です。
そして、進行形のbe going to+場所は
「場所へ向かっている」という意味なので、
“will be going to+場所”は
「場所へ向かっているだろう」という意味で
未来に進行している動作の予測を表します。
以下は、will be going toを用いた例文です。
He will be going to the office at around 3 p.m.
「彼は午後3時頃、事務所へ向かっているだろう」
“will be+動詞のing形”という形は
未来進行形ですが、未来進行形については
以下で詳しく解説しています。
willとbe going toの問題
問題.()内の正しい語を選びなさい。
(1)A:Have you heard about Ken's birthday party yet?
B:Yes, I received a letter of invitation last Sunday.
I(will, am going to)attend the party. How about you?
※a letter of invitation「招待状」
(2)A:Have you decided to join the party on Sunday yet?
B:No, I haven't.
A:I'm going to join it. Why don't you come with me?
B:Ok. I (will, am going to) join it.
※Why don't you ~ ? 「~しませんか」
答えはこの下にあります。
↓
↓
↓
↓
↓
練習問題の解答
(1)I am going to attend the party.
「私は、パーティーに出席するつもりです。」
Bさんは招待状を受け取り、
既にパーティーに参加する
ことを決めているので、
事前に決めている意思を表す
am going toを用います。
(2)I will join it.
「私は、パーティーに参加します。」
Bさんは最初No, I haven't.
「まだ決めていません。」と答えて、
Aさんが参加することを聞いた後で
パーティーへの参加を決めたので、
その場で決めた意思を表すwillを用います。
時制のまとめ無料レポート
英語の時制の解説を2ページ
にまとめた無料レポートです。
他にも、無料レポートには主要
英文法の解説を各単元2~3ページ、
合計27ページにまとめてあるので
英文法の学習に役立ててください。