助動詞ought to[当然の推量]

ought toの持つ当然の推量の
意味と否定文、疑問文について
例文を用いて解説します。

目次

ought toもcanと同じ助動詞なので
動詞の前に置いて動詞に意味を加え、

ought toには「~するはずだ」という
当然の推量の意味があります。


実際に、当然の推量のought toを
用いた以下の文をみてみましょう。

He ought to be there.
「彼は、そこにいるはずだ。」


この文は、彼にはそこにいると、
話し手が推測していることを表します。

助動詞の後ろは動詞の原形なので、
be動詞はisではなく原形のbeになります。


当然の推量のought toが、
否定文で用いられているのを
見たことがありません。


推量の否定文は、
以下のように推量canの否定
cannot「~のはずがない」を用います。

He cannot be there.
「彼は、そこにいるはずはない。」


また、推量の疑問文も
ought toを用いるのではなく、

以下のように推量のcanの疑問文
Can ~ ?「いったい~だろうか」
を用います。

Can he be there?
「彼は、そこにいるだろうか。」


可能性と推量のcannotについては
以下のページで詳しく解説しています。

可能性と推量のcan


以下で、ought toの義務の意味
について解説しています。

義務のought to

ought to[当然の推量]の問題

問題.以下の問題に答えなさい。

(1)He is in his room.を
  ought toを用いて「~するはずだ」
  という意味の文に書き換えなさい。

(2)(1)の問題文を推量のcanを用い
   否定文に書き換えなさい。

(3)(1)の問題文を推量のcanを用い
   疑問文に書き換えなさい。


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)He ought to be in his room.
  「彼は、彼の部屋にいるはずだ。」

(2)He cannot be in his room.
  「彼は、彼の部屋にいるはずがない。」

(3)Can he be in his room?
  「彼は、彼の部屋にいるだろうか。」

助動詞の解説メニューへ戻る

助動詞のまとめ無料レポート

英語の助動詞の解説を2ページ
にまとめた無料レポートです。

助動詞のまとめ無料レポート

他にも、無料レポートには主要
英文法の解説を各単元2~3ページ、
合計27ページにまとめてあるので
英文法の学習に役立てて下さい。

誰でもできる!毎日5分英文法
無料レポートの申請はこちら

このページの先頭へ