助動詞should[当然の推量]
助動詞shouldの持つ推量の意味と
否定文、疑問文、義務との見分け方
について例文を用いて解説します。
should[当然の推量]の例文
shouldもcanと同じ助動詞なので
動詞の前に置いて動詞に意味を加え、
shouldには「~するはずだ」という
当然の推量の意味があります。
当然の推量のshouldを用いた
以下の例文をみてみましょう。
He should be there.
「彼は、そこにいるはずだ。」
この文は、彼がそこにいる
ことがほぼ確実であることを
話し手が推測していることを
表しています。
助動詞の後ろは動詞の原形なので、
動詞はisではなく原形のbeになります。
当然の推量と義務の見分け方
shouldには、当然の推量の他にと
義務「~すべきだ」という意味があり、
見分け方は文脈から判断します。
例えば、以下のshouldを用いた例文は、
He should be there.
以下のように推量の意味にもなりますし、
「彼は、そこにいるはずだ。」
以下のように義務の意味にもなります。
「彼は、そこにいるべきだ。」
よって、話の流れで推量か義務の
意味かを判断することになります。
そして、推量の意味のshouldは
否定文や疑問文で用いられないので、
以下のように否定文や疑問文では
shouldは義務の意味になります。
He shouldn't be there.
「彼は、そこにいるべきではない。」
Should he be there?
「彼は、そこにいるべきですか。」
以下では、推量の意味の
否定文や疑問文について
例文を用いて解説します。
should[当然の推量]の否定文
当然の推量の否定文では、
shouldを用いません。
例えば以下の推量の否定文は、
「彼は、そこにいるはずはない。」
以下のように推量canの否定cannot
「~のはずがない」を用います。
He cannot be there.
「彼は、そこにいるはずはない。」
should[当然の推量]の疑問文
当然の推量の疑問文では、
shouldを用いません。
例えば以下の推量の疑問文は、
「彼は、そこにいるだろうか。」
以下のように推量のcanの疑問文、
「いったい~だろうか」という意味の
Can ~ ?を用います。
Can he be there?
「彼は、そこにいるだろうか。」
可能性と推量のcannotについては、
以下で詳しく解説しています。
以下では、義務のshouldについて
例文を用いて解説しています。
should[当然の推量]の問題
問題.以下の問題に答えなさい。
(1)He does the work.を
shouldを用いて「~するはずだ」
という意味の文に書き換えなさい。
(2)(1)で作った文を否定文にしなさい。
(3)(1)で作った文を疑問文にしなさい。
答えはこの下にあります。
↓
↓
↓
↓
↓
練習問題の解答
(1)He should do the work.
「彼は、その仕事をするはずだ。」
(2)He cannot do the work.
「彼が、その仕事をするはずがない。」
(3)Can he do the work?
「彼は、その仕事をするだろうか。」
助動詞のまとめ無料レポート
英語の助動詞の解説を2ページ
にまとめた無料レポートです。
他にも、無料レポートには主要
英文法の解説を各単元2~3ページ、
合計27ページにまとめてあるので
英文法の学習に役立てて下さい。