should・ought to have 過去分詞

should have 過去分詞、
ought to have 過去分詞と

否定のshould not have 過去分詞、
ought not to have 過去分詞について
例文を用いて解説します。

目次

should have 過去分詞の意味は、
義務の「~すべきだった(のに)」と
推量の「当然~しているはずだ」です。


以下は、義務の例文になります。

He should have gone there.
「彼は、そこに行くべきだったのに。」

この英文は「過去のある時点」で
彼が「そこへ行く」べきだったと、
話し手が「今」指摘しています。


以下は、推量の例文になります。

He should have finished the work.
「彼は、その仕事を終えているはずだ。」

この英文はその仕事が完了している
はずだという推量を表します。


should not have 過去分詞は
should have 過去分詞の否定で、

「~すべきでなかった(のに)」
という義務の否定を表します。


以下は、should not have 過去分詞
を用いた例文です。

He should not have gone there.
「彼は、そこに行くべきではなかったのに。」


この文は、「過去のある時点」で
彼が「そこへ行く」べきでなかったと

話し手が「今」指摘していることを
表しています。


「~だったはずはない」
という推量の否定は、以下の
cannot have 過去分詞を用います。

cannot have 過去分詞


ought to have 過去分詞は
should have 過去分詞と同じで、

「~すべきだった(のに)」
という義務の意味になります。


以下は例文で、

She ought to have come here.
「彼女は、ここに来るべきだったのに。」


上のshould have gone
と同じ意味になりますが、

ought to have 過去分詞という形は
最近ではあまり用いられません。


一般的に、以下の例文のように
should have 過去分詞が用いられます。

She should have come here.


義務のがほとんど用いられないので、
ought to have 過去分詞の推量の意味も
ほとんど見かけません。


ought to have 過去分詞の否定
ought not to have 過去分詞は、

「~すべきでなかった(のに)」と
should not have 過去分詞と同じ
意味になります。


以下は例文ですが、

She ought not to have come here.
「彼女は、ここに来るべきではなかったのに。」

ought to have 過去分詞と同様に
最近ではought not to 過去分詞も
あまり用いられません。


一般的に、以下の例文のように
should not have 過去分詞が用いられます。

She should not have come here.


これらの例文の現在完了形は、

should、ought toの現在という時に
対して1つ古い時(この場合は過去)
を表しています。


助動詞の後ろにhave 過去分詞を
用いると1つ古い過去を表すこと
について詳しい解説が必要な方は、
以下もお読みください。

should・ought to have 過去分詞の問題

問題.以下の文を日本語に訳しなさい。

(1)Ken should have watched the movie.

(2)You should not have joined it.

(3)She ought to have done the work.
  ※doneはdo「する」の過去分詞

(4)Ken ought not to have bought it.


答えはこの下にあります。

練習問題の解答

(1)「ケンは、その映画を観るべきだった(のに)。」

(2)「あなたは、それに参加すべきではなかった。」

(3)「彼女は、その仕事をすべきだった(のに)。」

(4)「ケンは、それを買うべきではなかった(のに)。」


※(3)のought to have 過去分詞と
 (4)のought not to have 過去分詞は、
  最近ではほとんど用いられません。

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