haveの第5文型での使い方
第5文型[SVOC]での動詞
haveの意味と使い方について、
例文を用いて解説します。
have O 形容詞[SVOC]
第5文型(SVOC)の動詞がhaveで
Cに形容詞が入ったhave O Cの形は、
「OをCの状態にする」という意味です。
例えば、以下の例文は、
I will have it ready by Sunday.
S:I、V:will have、O:it、
C:readyの第5文型ですが、
以下のような意味になります。
「私は、日曜日までにそれを
準備しておくつもりです。」
この英文の直訳は以下ですが、
「私は、日曜日までにそれが準備
されている状態にするつもりです。」
より自然な日本語訳として
以下のようにしました。
「私は、日曜日までにそれを
準備しておくつもりです。」
have O 原形不定詞[SVOC]
haveは使役動詞なので、
第5文型SVOCのCが不定詞の時、
原形不定詞になります。
そして、SVO+原形不定詞の意味は、
「SはOにCしてもらう」となります。
例えば、以下の例文は、
I will have him do the work.
「私は、彼にその仕事をしてもらうつもりです。」
S:I、V:will have、O:him、
C:do the workの第5文型になり、
「彼=その仕事をすること」という
him=do the workの関係です。
do the workの部分の意味は
「その仕事をすること」という不定詞
の名詞的用法to do the workですが、
使役動詞のhaveの後ろでは
原形不定詞のdo the workとなります。
have O 現在分詞[SVOC]
以下の例文のように、
He had us cleaning the room.
「彼は、私達にその部屋を掃除させ続けた。」
第5文型SVOCでhave O 現在分詞
という形もあります。
この文は、S:He、V:had、O:us、
C:cleaning the roomの第5文型で、
「私達=掃除している」というように
us=cleaning the roomの関係です。
「私達」は「掃除している」と、
usとの関係が能動で進行中なので
cleaningと現在分詞を用います。
そして、have O ing(現在分詞)で、
「Oを~している状態にさせる」という
意味になります。
以下のように、Oが原形不定詞だと、
「掃除している」という進行中ではなく
「掃除すること」という意味になります。
He had us clean the room.
「彼は、私達にその部屋を掃除させた。」
S have O 原形不定詞の詳しい解説は、
この上のパートをお読み下さい。
have O 過去分詞[SVOC]
以下の例文のように、
She had her hair cut.
「彼女は、彼女の髪を切ってもらった。」
第5文型SVOCでhave O 過去分詞
という形もあります。
この文は、S:She、V:had、
O:her hair、C:cutの第5文型で、
「髪=切られた」というように
her hair=cutの関係です。
「髪」は「切られた」と
her hairとの関係が受け身なので、
cutと過去分詞を用います。
have O done(過去分詞)で、
「Oを~されている状態にさせる」
という意味になります。
以下では、使役動詞のmake・have・let+
原形不定詞・現在分詞・過去分詞について、
例文を用いて詳しく解説しています。
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