複合関係代名詞whateverの使い方
複合関係代名詞whateverの意味と使い方、
whateverとno matter whatの書き換え
について例文を用いて解説します。
whateverの意味
複合関係代名詞whatever ~ には、
「~のもの(こと)は何でも」と、
譲歩を表す「何が(を)~しても」
という意味があります。
それでは、以下に例文を用いて、
whateverの2つの意味の使い方
について詳しくみていきます。
whateverの使い方と名詞節
whateverは、「何」という意味の
疑問詞のwhatや関係代名詞のwhatと同じで
主語や目的語として用いられます。
以下の例文をみてみましょう。
I don't like whatever he does.
「私は、彼がすることは
何でも気に入らない。」
whateverは「何をするのか」を表す
doesの目的語として用いられているので、
he does whateverのwhateverを前に出し
whatever he doesという形になります。
そして、whatever he doesという節は、
likeの目的語で名詞の役割をしているので
名詞節となります。
「~のもの(こと)は何でも」の意味で
Whateverが用いられる時は名詞節になり、
文中で主語や目的語になります。
副詞節を作るwhateverの譲歩の意味
次に、以下の例文をみてみましょう。
Whatever he says,
I will do it by myself.
「彼が何を言っても、
私は一人でそれをします。」
Whatever he saysという節は、
「彼が何を言っても」→「する」
と動詞を修飾する副詞の役割を
しているので副詞節となります。
whateverが「何が(を)~しても」
という意味で用いられる時は副詞節で、
文中で動詞を修飾します。
whateverとno matter whatの書き換え
whateverが譲歩の意味を表す場合は、
whateverをno matter whatに書き換えて
以下のようにしても同じ意味になります。
No matter what he says,
I will do it by myself.
「彼が何を言っても、
私は一人でそれをします。」
以下では、whateverと似ているが
意味が異なるwhicheverの使い方と、
whateverとwhicheverの違いについて
例文を用いて解説しています。
複合関係代名詞whateverの問題
問題.以下の文を日本語に訳しなさい。
(1)He can get whatever he wants.
(2)Whatever you give,
she will be pleased.
= No matter what you give,
she will be pleased.
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