現在完了形と現在完了進行形の違い
ここでは、現在完了形の継続と
現在完了進行形の違い、使い分け
について例文を用いて解説します。
現在完了形と現在完了進行形の違い
現在完了形の継続と現在完了進行形は、
「~し続けている」と意味は同じです。
しかし、この2つの使い方は異なり、
現在完了形の継続は状態動詞の時に、
現在完了進行形は動作動詞の時に用います
状態動詞は、live、know、believeのように
その状態をコロコロ変えられない動詞です。
動作動詞とは、run、swim、speakのように
その動作をコロコロ変えられる動詞です。
状態動詞と動作動詞の違いについては、
以下で詳しく解説しています。
それでは、実際に例文を用いて
現在完了形の継続と現在完了進行形
の使い方について以下に解説します。
状態動詞の継続は現在完了形
現在完了形の形は、
have(has)+過去分詞です。
そして、以下のように
live、know、believeなどの
状態動詞の継続の時に用います。
He has lived in Japan since 2000.
「彼は、2000年から日本に住んでいます。」
I have believed her for 20 years.
「私は20年間、彼女のことを信じ続けています。」
liveは住んでいる場所がコロコロ変わらない、
believeも信じる、信じない、信じると状態が
コロコロ変わらないので状態動詞になります。
動作動詞の継続は現在完了進行形
現在完了進行形の形は
have(has)+been+動詞のing形で、
「(ずっと)~し続けている」
という継続の意味を表しますが、
現在完了進行形は以下のように
動作動詞の時に用います。
He has been running for one hour.
「彼は、1時間(ずっと)走り続けています。」
They have been singing since this morning.
「彼らは、今朝から(ずっと)歌い続けています。」
run「走る」やsing「歌う」は、
休憩したり、まだ動作を再開したり、
その動作をコロコロ変えられるので
現在完了進行形で継続を表します。
以下では、現在完了形の継続と
現在完了進行形について否定文と
疑問文まで詳しく解説しています。
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